神
神仏Kami ・ kami
解説
神とは何か
神道では「八百万の神」と言い、神々は数え切れないほど存在するとされます。太陽や山、滝、老木といった畏敬の念を起こさせる自然、天照大神や須佐之男命などの神話の神々、氏族の祖先や守り神である氏神、そして菅原道真(天神様)のように死後に神として祀られた歴史上の人物まで、そのあり方はさまざまです。神は全能の創造主ではなく、この世界のうちに宿り、その場所で敬われる存在です。
神の祀り方
神社では、神は通常、本殿の中の御神体(多くは鏡など、公開されることのない神聖な物)に宿るとされます。参拝者は賽銭を納めて拝礼し、神職は神饌を供えて祝詞を奏上します。年に一度の祭りでは、神輿に乗った神が町を巡ります。千年以上にわたり神と仏はともに祀られ、今も多くの神々が近隣の寺院を守る存在として敬われています。
よくある質問
- 神様は何柱いるのですか?
「八百万の神」と言われるように数え切れません。畏敬の念を起こさせるあらゆる存在、山や滝から祖先まで、神として祀られ得ます。
- 人間も神になれるのですか?
なれます。学問の神・天神様として祀られた菅原道真や、日光東照宮に祀られた徳川家康がその代表例です。
- 神道の神は西洋の「God」と同じですか?
異なります。神は全能の創造主ではなく、自然や祖先、土地に宿る力であり、教義よりも供物や祭りを通して地域ごとに敬われる存在です。