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建築

Pagoda (To) ・ とう

塔
663highlandWikimedia CommonsCC BY 2.5

解説

塔は仏教寺院の多層の塔で、本来は仏舎利を納めるために建てられました。三重塔五重塔が知られます。

どこから来たのか

塔のもとは、釈迦の遺骨を納めたインドのストゥーパです。中国や朝鮮を経て日本へ伝わるうちに、幾重にも屋根を重ねた木造の塔へと姿を変えました。中心には心柱が通り、その下には仏舎利やそれに代わるものが納められることが多く、聖なるものを祀る本来の役割を今に伝えています。

見どころ

階数は屋根の数で数えます。三層なら三重塔、五層なら五重塔で、深く張り出した軒が特徴です。上の階には入れないことがほとんどです。頂には相輪と呼ばれる金属の飾りが立ちます。地震に耐えるしなやかな構造も、日本の大工の技として知られます。

見分け方

塔は本堂とは別のものです。本尊を祀る本堂は低く横に広く、塔は高く細く、儀礼的な建物です。中ほどが丸くふくらんだ二層の塔は多宝塔という別の様式です。

よくある質問

三重塔と五重塔の違いは何ですか。

三重塔五重塔の違いは層の数だけで、三層のものを三重塔、五層のものを五重塔と呼びます。どちらも同じ流れをくむ仏教の塔で、五重塔のほうが高く堂々とした姿になります。

日本の塔の中に入れますか。

多くの塔は内部に入ることができません。中心に心柱が通る神聖な空間で、見学用の部屋ではないためです。ふだんは境内から仰ぎ見て楽しみ、特別な公開のときだけ一階が開くこともあります。

塔があるのはお寺ですか、それとも神社ですか。

塔があるのはほとんどの場合、仏教のお寺です。層状の屋根が重なる塔が見えたらお寺の境内で、入口に鳥居があれば神社だと見分けられます。

関連用語

出典