禅
宗派Zen ・ ぜん
解説
禅は坐禅を通じた悟りを重視する仏教の系統で、日本では臨済宗や曹洞宗が代表的です。
成り立ち
禅は中国で生まれた禅宗の流れをくむ仏教で、日本では中世以降に広く根づきました。経典や儀式よりも、実際に坐って修行することを通じて自ら悟りに近づく点を大切にし、師から弟子へと長い年月をかけて受け継がれてきました。
特徴
禅の中心にあるのは坐禅です。静かに坐り、呼吸を整え、心を落ち着けていきます。日本では臨済宗と曹洞宗が代表的で、臨済宗は公案という問いを手がかりにすることが多く、曹洞宗はただ坐ること自体を重んじる傾向があります。
見どころ
禅寺は華やかさよりも簡素さで知られ、素朴な木造の堂や枯山水の庭が印象的です。坐禅を体験できる寺も多く、参加するときは静かに坐り、案内に従い、修行の妨げにならないよう心がけましょう。