楼門
建築Romon (Two-storied Gate) ・ ろうもん

解説
上層に高欄付きの縁をめぐらせた二階建ての門です。二重門と異なり、通路は下層のみです。
楼門とは
楼門は、多くの神社やお寺の参道に立つ、二階建ての背の高い門です。いちばんの特徴は上層で、まわりに高欄付きの縁がめぐらされています。この高欄と呼ばれる手すりが、地上から楼門を見分けるいちばんの手がかりになります。
見どころ
少し離れて、二つの層を見比べてみてください。楼門で通路として開いているのは下層だけで、その下をくぐって通り抜けます。上層は象徴的な飾りのような存在で、多くは閉じられていて中には入れません。見上げると、二階部分をぐるりと囲む縁と高欄が目に入ります。下層には独立した屋根がないため、楼門の屋根は上のほうに一重だけ見えます。
二重門との違い
楼門と二重門は遠目にはよく似ていて、どちらも二階建てです。違いは構造にあります。二重門は下層にも上層にも屋根があり、屋根が二重に見えます。一方、楼門の屋根は上層の一つだけで、層の境目には高欄付きの縁がめぐらされています。見分けるには屋根の数を数えるのが早く、屋根が二重なら二重門、一重なら楼門です。
よくある質問
- 楼門と二重門はどう違いますか。
- 楼門も二重門もどちらも二階建ての門ですが、屋根の数が違います。二重門は下層にも上層にも屋根があって屋根が二重に見えるのに対し、楼門の屋根は上層の一つだけで、層の境目に高欄付きの縁がめぐらされています。見分けるには屋根の数を数えるのがいちばん早い方法です。
- 楼門の二階には上がれますか。
- いいえ、楼門の上層はふつう閉じられていて、参拝者が上がることはできません。楼門で通路になっているのは下層だけなので、門の下をくぐって通り抜けます。
- 楼門があるのは神社ですか、お寺ですか。
- 楼門は神社にもお寺にもあるので、楼門だけではどちらかを見分けることはできません。近くに鳥居があればほぼ神社、仁王像などの仏教の守護像があればお寺と考えるとよいでしょう。