門
建築Mon (Gate) ・ もん

解説
門は一般に出入口を示す語で、仏教寺院では一つの様式名ではなく、境内に設けられた建築的な門を広く指します。
多様な門の総称
門は広い建築用語で、すべてが同じ形を示すわけではありません。寺院の境内には外側の大門、仁王像を安置する仁王門、禅寺の三門、内側の区画を分ける小さな門などがあります。名称は形、位置、役割、宗派の伝統に基づくため、外観だけで決めず寺院の公式名称を確認します。
観察する点
屋根、通路の数、上層、組物、扁額、守護像に注目してください。たとえば高野山の公式境内案内は、大門と中門をそれぞれ歴史と役割をもつ別の建物として紹介しています。鳥居は主に神道の参道に見られる別の形式ですが、神仏が近接する場所もあるため、一つの外観だけで判断しません。
くぐるとき
門も現役の宗教施設の一部です。通路を塞がず、守護像に触れず、閉じた門に入れると決めつけず、現地の表示と人の流れに従ってください。