浄土真宗
宗派Jōdo Shinshū ・ Jōdo Shinshū
解説
親鸞(1173-1263)の教えに基づく宗派で、現在日本最大の仏教教団。阿弥陀仏への信心ひとつによる救いを説き、その寺院は全国の地域社会に深く根ざしています。
親鸞の徹底した他力
法然の弟子である親鸞は、浄土の教えを徹底しました。救いはすべて阿弥陀仏の本願によるものであり、真実の信心における一声の念仏で往生は定まり、自力の行はそこに何も加えません。「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」という悪人正機の教えは、自らを救えないと知る者こそ阿弥陀仏の救いの対象であることを説くものです。流罪を経て結婚した親鸞は「非僧非俗」として生き、公然と妻帯するその僧侶のあり方は、今日の日本仏教の僧侶の一般的な姿の先駆けとなりました。
日本最大の教団
親鸞の子孫が築いた本願寺は日本最大の宗教勢力に成長し、1602年に西と東に分かれました。京都には西本願寺と東本願寺の壮大な両本山が数街区を隔てて並び立っています。なお、救いに功徳の積み重ねは不要という教えから、浄土真宗の寺院は原則として御朱印を授与しないことも覚えておきましょう。
よくある質問
- 西本願寺と東本願寺とは何ですか?
1602年の分立以来続く真宗二大宗派の本山で、いずれも京都駅の近くに建つ壮大な木造伽藍です。どちらも無料で参拝できます。