宝物殿
建築Homotsuden ・ ほうもつでん

解説
寺社が仏像・絵画・宝物・古文書などの貴重な品を保管し、時に公開する建物。参拝者向けの小さな博物館を兼ねることも多いです。
どんな建物か
宝物殿は、寺社が伝えてきた貴重な品々を保管し、時に公開するための建物です。仏像や絵巻、屏風、刀剣、面、法具、古文書などが納められています。文化財を火災や湿気、乾燥から守るため、境内のほかの木造の建物とは違い、鉄筋コンクリート造で空調を備えていることも少なくありません。
「宝物殿」とは文字どおり宝物をおさめる建物という意味で、寺院でも神社でも見かける呼び名です。よく似た言葉に「宝物館(ほうもつかん)」があり、収蔵品が多く、より本格的な博物館に近い場合に使われます。実際には両者の境目はあいまいで、おもに規模の違いといえます。
拝観のしかた
宝物殿は小さな博物館のような性格を持つため、境内が無料でも別に拝観料がかかることが多く、数百円ほどが目安です。公開日が限られていたり、特別展の期間だけ開いたり、秘蔵の品を年に一度しか公開しない場合もあります。訪れる前に、公開日や拝観時間を確認しておくと安心です。文化財を保護するため、館内は撮影禁止のことも多いので、掲示や係の方の案内に従いましょう。
見どころ
立派な建物を期待して行く場所ではありません。主役はあくまで収められた品で、展示は簡素な解説とともに、静かで控えめなことが多いです。仏教美術や職人の技、寺社の歴史に関心があれば、参拝のなかで最も心に残る場所になるかもしれません。ほかではなかなか見られない指定文化財も多いので、一つひとつの古さや状態をじっくり見てみてください。
よくある質問
- 宝物殿とは何ですか。
- 宝物殿とは、寺社が仏像・絵画・刀剣・法具・古文書などの貴重な品を保管し、時に公開するための建物です。「宝物をおさめる建物」という意味で、参拝者が入れる小さな博物館を兼ねていることも多いです。
- 宝物殿の拝観にはお金がかかりますか。
- 宝物殿は、境内が無料の寺社でも別に拝観料がかかることが多く、数百円ほどが目安です。公開日が限られていたり、特別展の期間だけ開く場合もあるため、事前に公開日や拝観時間を確認しておくとよいでしょう。
- 宝物殿の中で写真を撮れますか。
- 宝物殿の内部は、文化財を保護するため撮影が禁止されていることが多いです。入口の掲示や係の方の案内に従ってください。