
伝説的忠臣・守護神
武内宿禰(建内宿禰)は、弥生時代中期にあたる1世紀頃の日本に生きたとされる伝説上の英雄・忠臣であり、『古事記』(712年頃)や『日本書紀』(720年)に記録されている人物である。その後、神として祀られるようになった。
伝承によれば、景行天皇から仁徳天皇まで5代にわたる天皇に仕えた忠実な重臣であり、その異例ともいえる長寿は伝説的な存在感をいっそう際立たせている。また、紀氏・巨勢氏・平群氏・葛城氏・蘇我氏といった中央有力豪族の始祖とも伝えられる。
その名は「勇猛な内廷の宿禰」を意味し、「宿禰」は尊称にあたる。揺るぎない忠誠心と長寿の象徴として崇敬を集めた武内宿禰は、誠実な奉仕と不屈の強さを体現する守護神として各地に祀られている。
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