
芸術、特に音楽と幸運の女神
音楽と言葉の女神である弁才天は、日本の雄弁、芸術、幸運の女神として仏教と神道をつなぐ存在である。ヒンドゥー教のサラスヴァティに由来し、言葉、音楽、水といった流れるものを守護する。
彼女の信仰は6~8世紀に『金光明経』の漢訳を通じて日本に伝わり、専用の章が設けられ、国土の守護と結びつけられた。やがて神仏習合により地元の神と融合し、水、蛇、龍との強い結びつきを得た。
別名弁天とも呼ばれ、七福神の中で唯一の女性である。像は琵琶を弾く姿が多く、密教形態では八本の腕に法具を持つ姿もある。神社には白蛇の宇賀神が祀られることが多い。主な聖地は江の島神社と龍退治伝説、竹生島の宝厳寺と琵琶湖の都久夫須麻神社、厳島近くの大願寺、鎌倉の銭洗弁天などで、才能、雄弁、富、病気や災難からの安全を祈願する。
今日では芸術家、学生、起業家に人気があり、正月の七福神巡りや銭洗い神事など地域ごとに異なる習慣があるものの、全国的な巡礼はない。弁才天は芸術、流れ、幸運の守護者として今も信仰されている。

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